健全者も見かける障害者用のマーク

青地に白い車椅子が描かれている国際シンボルマークを見かける機会はあっても、何を意味するのか、どうした施設に必要なのか、知る健全者はまだまだ少ないのも事実です。
障害者が利用する医療施設に設定されており、医療は世界共通の技術や知識が必要であるように、こうしたマークも世界共通です。
このマークが貼ってある施設には点字ブロックがあり、荷物や人がジャマにならない配慮は必要です。
車椅子のマークですが、医療の観点から、障害を持っている全ての人を対象としています。
今や、障害を知らせる方法として、車に貼っていたり、医療施設のみならず、スーパーなどの駐車場でも見かける機会が増えています。
ちなみに、白い杖を持つ視覚障害者の方が、杖を頭上にかかげている場面に遭遇した場合、困ってるSOSの合図でもあり、声をかける勇気も健全者には必要です。
また、緑色の円の中に黄色い蝶が描かれている聴覚障害者マークもあれば、四つ葉マークの身体障害者マークなどもあり、医療に関連付けるだけではない、携わりが深いマークも多数あります。